デジタル大辞泉 「足引きの」の意味・読み・例文・類語 あしひき‐の【足引きの】 [枕]1 「山」および「山」を含む語「山田」「山鳥」などにかかる。「―山の雫しづくに妹いも待つと」〈万・一〇七〉「―山鳥の尾のしだり尾の」〈拾遺・恋三〉2 「峰を」「八峰やつを」「岩根いはね」などにかかる。「―峰の上への桜」〈万・四一五一〉[補説]後世、「あしびきの」と濁る。語義には、足を引いてあえぎつつ登る意、山すそを長く引く意など諸説がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例