趺坐(読み)フザ

デジタル大辞泉 「趺坐」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ざ【××坐】

[名](スル)足を組み合わせて座ること。「結跏けっか趺坐
「昔ながらの石仏のように寂然と―している」〈中勘助銀の匙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「趺坐」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ざ【趺坐】

〘名〙 (「趺」は足の表の意) 足を組み合わせてすわること。また、仏教坐法一つである結跏趺坐(けっかふざ)のこと。
※済北集(1346頃か)一〇・山国師行状「趺坐儼然宛如生也」 〔王維‐登弁覚寺詩〕

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普及版 字通 「趺坐」の読み・字形・画数・意味

【趺坐】ふざ

結伽して坐する。唐・王維〔弁覚寺に登る〕詩 (なんさう)趺坐を承け 長梵聲

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