跡を暗くす(読み)あとをくらくす

精選版 日本国語大辞典 「跡を暗くす」の意味・読み・例文・類語

あと【跡】 を暗(くら)くす

  1. あと(跡)を暗(くら)ます
    1. [初出の実例]「いにしへの墨書の上手ども、あとをくらうなしつべかめるは」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)
    2. 「此の内舎人其の夜より跡を暗くして不見えざりければ」(出典:今昔物語集(1120頃か)三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android