デジタル大辞泉
「跳梁」の意味・読み・例文・類語
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ちょう‐りょう テウリャウ【跳梁】
〘名〙
①
おどりはねること。はねまわること。跳踉
(ちょうりょう)。
※
洛陽田楽記(1096)「或着
二礼服
一、或被
二甲冑
一、或称
二後巻
一、驍勇為
レ隊入
レ夜参
レ院、鼓舞跳梁」 〔
荘子‐逍遙遊〕
② 思うままにのさばりはびこること。特に、好ましくないと思われるものが勝手にふるまうこと。〔
語孟字義(1705)〕
※思出の記(1900‐01)〈
徳富蘆花〉三「駒井先生の
身辺には実に
百鬼の跳梁
(テウレウ)も啻ならぬものがあったのであらふ」 〔
漢書‐蕭望之伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「跳梁」の読み・字形・画数・意味
【跳梁】ちようりよう(てうりやう)
とびはねる。〔荘子、秋水〕吾(われ)樂しい與(かな)、出でては井幹(せいかん)(井げた)の上に跳梁し、入りては缺甃(けつしう)(欠けた瓦)の崖に休(いこ)ふ。字通「跳」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報