踔厲風発(読み)タクレイフウハツ

デジタル大辞泉 「踔厲風発」の意味・読み・例文・類語

たくれい‐ふうはつ【××厲風発】

韓愈「柳子厚墓誌銘」から》才気にすぐれ、弁舌が鋭いこと。
「―、大敵に遇いて益々さかんに」〈露伴運命

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精選版 日本国語大辞典 「踔厲風発」の意味・読み・例文・類語

たくれい‐ふうはつ【踔厲風発】

〘名〙 (形動タリ) (「風発」は風のように敏疾である意) 議論などが人にすぐれて鋭く、風のように勢いよく口から出ること。才気のすぐれて当たるべからざること。また、そのさま。
※我観小景(1892)〈三宅雪嶺凡例「思想深𨗉の人、踔厲風発、新説を発揮して全世界に表白するや」 〔韓愈‐柳子厚墓誌銘〕

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四字熟語を知る辞典 「踔厲風発」の解説

踔厲風発

議論などが人にすぐれて鋭く、風のように勢いよく口から出ること。才気のすぐれて当たるべからざること。

[使用例] 卓励風発真理のために奮闘するの状[柏木義円*加藤文学博士に答ふ|1900]

[解説] 「風発」は風のように敏疾であること。

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