踞・夷(読み)うずい

精選版 日本国語大辞典 「踞・夷」の意味・読み・例文・類語

うず‐い ‥ゐ【踞・夷】

〘名〙
① じっとうずくまっていること。また、膝を立ててすわったり、足を投げだしてすわったり、腰を掛けていたりすること。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
※玉塵抄(1563)四二「夷(うずい)ともよむぞ〈略〉すねさしだいた箕踞のなりのことぞ」
② (踞、夷ともに、倨に通ずるところからか) おごりたかぶること。傲慢。尊大。また、その人。うずいもの。
※古文真宝前集抄(1642)九「人をも何とも思はずうずいにして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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