藻掻き苦しむ(読み)もがきくるしむ

精選版 日本国語大辞典 「藻掻き苦しむ」の意味・読み・例文・類語

もがき‐くるし・む【&JISEEC2;苦・藻掻苦】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. もがくほどに苦しむ。苦しみのあまり手足をばたばたさせる。
    1. [初出の実例]「痛みの為めに藻掻(モガ)き苦しむその老人の後に引きそって」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
  3. 実現のむずかしいことに苦しんで取り組む。
    1. [初出の実例]「金がなうてはどうもならぬハアスウハアスウ、ハアスウともがきくるしむ」(出典:松翁道話(1814‐46)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android