蹂践(読み)じゅうせん

精選版 日本国語大辞典 「蹂践」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐せん ジウ‥【蹂践】

〘名〙 ふみにじること。ふみあらすこと。蹂躪(じゅうりん)
※古文真宝笑雲抄(1525)八「蹂践とはとどろ足をふむ也」 〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「蹂践」の読み・字形・画数・意味

【蹂践】じゆう(じう)せん

ふみつける。〔鶴林玉露、甲三、慶元侍講〕嘗(かつ)て聚景園に幸し、に歸る。人の、門に入ることを爭ひ、蹂踐して死するり。上(しやう)之れを聞きて深くい、是れより復(ま)た出でず。

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