蹴手繰(読み)けたぐる

精選版 日本国語大辞典 「蹴手繰」の意味・読み・例文・類語

け‐たぐ・る【蹴手繰】

〘他ラ五(四)〙
① 足で蹴って、物を足元に引き寄せるようにする。
※雑俳・大福寿覚帳(1711‐16頃)「泡ふいて・馬のけたくる花むしろ
相撲で、けたぐりの技をかける。

け‐たぐり【蹴手繰】

〘名〙 (動詞「けたぐる(蹴手繰)」の連用形名詞化) 相撲のきまり手の一つ。立合いの瞬間などに相手の足を内か外へ払いながら、肩をはたくか手をたぐるかして、土俵に倒す技。〔相撲講話(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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