蹴掛(読み)けかける

精選版 日本国語大辞典 「蹴掛」の意味・読み・例文・類語

け‐か・ける【蹴掛】

〘他カ下一〙 けか・く 〘他カ下二〙
① 蹴ることをしかける。
② 足で蹴って水、泥などを浴びせる。
太平記(14C後)二九「名も知ぬ田舎武士〈略〉馬ざくりの水を蹴懸(ケかけ)られて、衣深泥にまみれぬれば」
浄瑠璃女殺油地獄(1721)下「蹴立てけかくる煤ぼこり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android