身世・身生(読み)しんせい

精選版 日本国語大辞典 「身世・身生」の意味・読み・例文・類語

しん‐せい【身世・身生】

〘名〙 世にある人の身の上。人の経歴境遇人生
経国集(827)一〇・奉和太上天皇訪浄上人病〈源常〉「山客尋来若相問、自言身世浮雲虚」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二「人の身世は、川流の水の如く、始めよりその趣ところを期せざれども」 〔温子昇‐常山公主碑〕

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