身柱・天柱(読み)ちりけ

精選版 日本国語大辞典 「身柱・天柱」の意味・読み・例文・類語

ちり‐け【身柱・天柱】

〘名〙
① (「ちりげ」とも) 灸点(きゅうてん)の名。えりくびの下で、両肩中央部分。ぼんのくぼ。また、そこにする灸。
※俳諧・竹馬狂吟集(1499)六「なでしこをかたにのせたる岩ほ哉 ちりけよりなをあつき夏の日」
② 頭に血の逆上する幼児病気。疳(かん)
※俳諧・竹馬狂吟集(1449)五「病ある子やよなきするらん ねて聞はあらしにはなのちりけにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android