身構(読み)みがまえ

精選版 日本国語大辞典 「身構」の意味・読み・例文・類語

み‐がまえ ‥がまへ【身構】

〘名〙 自分に向かって来るものに対して、それを迎え撃つための姿勢をとること。次の行動に移ろうとしてその体勢をとること。その姿勢もいう。からだのかまえ。身の支度。また、警戒しながら相手に対すること。
※両足院本山谷抄(1500頃)一七「只ひっこうで身かまへをしてをらうぞ」

み‐がま・える ‥がまへる【身構】

〘自ア下一(ハ下一)〙 みがま・ふ 〘自ハ下二〙 敵や、迫って来る物事に対して、迎え撃つための姿勢をとる。身の支度をする。また、警戒しながら相手に対する。
浄瑠璃井筒業平河内通(1720)一「二人は身がまへ、鍔打して立ちとまる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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