車木村(読み)くるまきむら

日本歴史地名大系 「車木村」の解説

車木村
くるまきむら

[現在地名]高取町大字車木

車木川(曾我川)東岸、越智岡おちおか丘陵南麓に立地。土佐とさ街道の街村。越智崗上おちのおかのへ陵所在地で斉明天皇送葬霊車の来り止まる所、のち車来を車木に改めたという説話がある(山陵志)

天正末期、村高のうち九三・二八石は多賀高家が支配(飛鳥誌)、文禄四年(一五九五)検地による村高一六八・三四石(元禄一五年の車木村名寄面差引帳)。正保二年(一六四五)高取藩士在原弥兵衛の再検で村高一七七・五一五石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android