軍事オンブズマン(読み)ぐんじおんぶずまん

世界大百科事典(旧版)内の軍事オンブズマンの言及

【オンブズマン】より

…その後,デンマーク(1953),ノルウェー(1962),ニュージーランド(1962),イギリス(1967),フランス(1973),オーストリア(1977)というように,行政機能の量的・質的拡大を背景に各国に普及した。ドイツ(旧西ドイツ)には特殊な〈軍事オンブズマン〉が置かれ,またスイス,アメリカ,カナダ,ドイツのような連邦制をとる国の州や地方自治体の一部にもオンブズマンが置かれている。 オンブズマンには国情や関連諸制度の相違によってかなりの差異がみられるが,ほぼ共通した特色としては,(1)独立性,(2)高い権威,(3)独任性,(4)行政機関の行為を対象とする,(5)違法・不当な行政行為はもとより事実行為も対象とする,(6)国民の接近の容易さ,(7)苦情処理における簡易・迅速さ,(8)勧告・意見表明・公表等の方法を活用する,などが挙げられる。…

※「軍事オンブズマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android