転がる(読み)コロガル

デジタル大辞泉 「転がる」の意味・読み・例文・類語

ころが・る【転がる】

[動ラ五(四)]
ころころと回転しながら進む。ころげる。「一〇円玉が―・る」
立っていたものが倒れる。ころぶ。ころげる。「つまずいて―・る」
からだを横にする。寝ころがる。「畳の上に―・って新聞を読む」
(「ころがっている」の形で)
㋐無造作に、あるいは雑然と置かれたように物がある。「消しゴム鉛筆が―・っている」
㋑どこでも見かける、珍しくもないものとして存在している。「うまい話はそう―・ってはいない」「その辺に―・っているものとはちょっと違う」
物事の成り行きが変わる。形勢が変化する。「どう―・っても損はない」
[可能]ころがれる
[類語]転ぶ転げるこける倒れるひっくり返るくつがえ転倒する横転する転覆する倒壊する卒倒する昏倒こんとうする潰れる

まろが・る【転がる】

[動ラ五(四)]ころがる。
「―・りたる生簀いけすの籠も」〈蘆花自然と人生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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