軻(漢字)

普及版 字通 「軻(漢字)」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音]
[字訓] くるま

[説文解字]

[字形] 形声
声符は可(か)。〔説文〕十四上に「軸を接(つ)ぎたる車なり」とする。可に柯枝の意があり、本来は自然の曲木を用いたものであろう。轗軻(かんか)は双声、危途不遇をいう。〔広韻〕に「孟子に居りて轗軻なり。故に名は軻、字(あざな)は子居」というのは俗説。孟子の字は子輿。軻と輿とは、名と字と対待をなす語である。

[訓義]
1. くるま。

[古辞書の訓]
立〕軻 タタス

[熟語]
軻峨
[下接語]
一軻・軻・轗軻・軻・接軻・尊軻

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android