輪を掛ける(読み)ワヲカケル

デジタル大辞泉 「輪を掛ける」の意味・読み・例文・類語

・ける

程度をさらにはなはだしくする。「母親に―・けた見えっ張り」
[類語]下駄を履かせる之繞しんにゅうを掛ける屋上屋おくじょうおくを架す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「輪を掛ける」の意味・読み・例文・類語

わ【輪】 を 掛(か)ける

  1. ( ひとまわり大きくする意で ) 倍加する。一層はなはだしくする。さらに誇張する。之繞(しんにゅう)を掛ける。
    1. [初出の実例]「七九郎、七郎右衛門尉に、はをかけて申は」(出典:三河物語(1626頃)三)

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