辛勤(読み)シンキン

デジタル大辞泉 「辛勤」の意味・読み・例文・類語

しん‐きん【辛勤】

苦労してつとめること。また、つらいつとめ。
「セーベ諸名士の―は其内政回復の時に於て」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「辛勤」の意味・読み・例文・類語

しん‐きん【辛勤】

  1. 〘 名詞 〙 苦労して勤めること。また、つらい勤め。労苦
    1. [初出の実例]「愁苦辛勤して顦顇(せうすい)し尽きぬれば、如今(いま)ぞ却って画図(ぐゎと)の中に似たる〈白居易〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔南史‐劉懐珍伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辛勤」の読み・字形・画数・意味

【辛勤】しんきん

苦労しつとめる。唐・韓〔児に示す〕詩 始め我、京師に來(きた)りしとき 止(た)だ一束の書を携ふ 辛、三十年 以(ゆゑ)に此の屋廬(をくろ)

字通「辛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android