デジタル大辞泉
「辛抱」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しん‐ぼう ‥バウ【辛抱・辛棒ボウ】
〘名〙 (形動) (「辛棒」は
当て字。「辛抱」も当て字か) つらいことをじっとたえしのぶこと。がまんすること。こらえること。また、そのさま。
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日葡辞書(1603‐04)「Xinbôna
(シンボウナ) ヒト〈訳〉忍耐強く、おとなしい人」
※浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)中「やがてあはんとながの留主しんぼうつくせしかひもなく」
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補注]「心のはたらき」の意の「心法」が、
仏教の広まりにともなって一般化し、「たえしのぶ」意に変化したものか。
表記も
語義に合わせて「辛抱」が当てられるようになったと考えられる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報