デジタル大辞泉
「辛酸」の意味・読み・例文・類語
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しん‐さん【辛酸】
〘名〙 つらく苦しいこと。辛苦。
※
菅家後集(903頃)詠楽天北窻三友詩「重関警固知聞断、単寝辛酸夢見稀」
※内地雑居未来之夢(1886)〈
坪内逍遙〉三「君は不幸にも
豪家に生れて、いまだ辛酸
(シンサン)の味をしりたまはず」 〔
阮籍‐詠懐詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「辛酸」の読み・字形・画数・意味
【辛酸】しんさん
つらく苦しい。魏・杜摯〔丘儉に贈る〕詩 騏驥(きき)、馬試(もち)ひられず 婆娑(ばさ)たり、槽櫪(さうれき)(かいば桶)の 壯士、志未だ伸びず 坎軻(かんか)(行きなやむ、不遇)辛酸多し字通「辛」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報