辰の市(読み)タツノイチ

デジタル大辞泉 「辰の市」の意味・読み・例文・類語

たつ‐の‐いち【×辰の市】

古代、大和国添上郡(現在の奈良市内)に、辰の日ごとに定期的に立った市。
「無き名のみ―とはさわげどもいさまだ人をうるよしもなし」〈拾遺・恋二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「辰の市」の意味・読み・例文・類語

たつ【辰】 の 市(いち)

昔、辰の日ごとに大和国添上郡(奈良県北部)に定期的に立った市。
※枕(10C終)一四「市は、たついちさとの市、つば市」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android