辰蔵(2)(読み)たつぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辰蔵(2)」の解説

辰蔵(2) たつぞう

?-? 江戸時代後期の漂流民。
陸奥(むつ)石巻(宮城県)の若宮丸乗組員。寛政5年(1793)仙台沖で遭難し,ロシア領に漂着イルクーツクで乗組仲間の善六と同時にロシア正教に入信し,帰化した。ロシア名はアンドレイ=アレクサンドロビッチ=コンドラトフ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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