辻晩庵(読み)つじ ばんあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辻晩庵」の解説

辻晩庵 つじ-ばんあん

1661-1713 江戸時代前期-中期儒者
寛文元年生まれ。京都にでて伊藤仁斎にまなび,帰郷して因幡(いなば)鳥取藩藩儒となる。元禄(げんろく)10年因幡,伯耆(ほうき)の地図を改作,さらに「藩君系譜」をあらわして藩の系図を修補した。正徳(しょうとく)3年5月3日死去。53歳。本姓は野呂。名は達。字(あざな)は成卿。通称は権之丞。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android