近松加造(読み)ちかまつ かぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近松加造」の解説

近松加造 ちかまつ-かぞう

?-? 江戸時代後期の歌舞伎作者
近松徳三門人。大坂浜芝居の作者として際物で評判をとる。文化14年(1817)京都で二枚目作者まですすむ。天保(てんぽう)9年江戸中村座の作者をつとめた。前名は嘉蔵,嘉造。別名に近松慶寿。俳名は桂寿。合作に「吾妻(あづま)海道茶屋娘」「文武蔵両刀扇讎(ぶんぶりょうとうおうぎのあだうち)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android