日本歴史地名大系 「近松寺」の解説
近松寺
きんしようじ
唐津市街地の北西、旧
近松寺記によれば、天文一〇年(一五四一)頤賢碩鼎が明国より帰って
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
唐津市街地の北西、旧
近松寺記によれば、天文一〇年(一五四一)頤賢碩鼎が明国より帰って
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…大津市にある天台宗寺門派の寺院。〈きんしょうじ〉ともよぶ。高観音(たかかんのん)と俗称され,千体仏で有名。もと園城寺(おんじようじ)五別所の一つ。天台密教の大成者安然(あんねん)がこの地に修行したのに始まると伝える。中世には園城寺に属し,園城寺の散所と推定される関寺在地などを支配した。1689年(元禄2)ころより,園城寺鎮守となった関蟬丸神社を管理するようになった。関蟬丸神社は音曲芸道の祖神とあがめられる蟬丸を祭神とし,諸国の説教者(歌舞音曲などを行う雑芸人)を組織していたが,この説教者たちは園城寺の権威を背景に諸国巡業を行った。…
※「近松寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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