近道(読み)チカミチ

デジタル大辞泉 「近道」の意味・読み・例文・類語

ちか‐みち【近道】

[名](スル)
目的地に早く行ける道。「近道すれば十分で家に着く」
目的に早く達する方法。てっとり早い手段早道。「出世近道
[類語]早道近回り裏街道裏通り裏道抜け道間道横道脇道枝道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「近道」の意味・読み・例文・類語

ちか‐みち【近道】

〘名〙
① (━する) 目的地までの道のりの少ない道。距離の近い道。早道。捷径(しょうけい)。また、そのような道をたどって行くこと。転じて、ぬけ道、間道の意にも用いる。〔饅頭屋本節用集(室町末)〕
※俳諧・犬子集(1633)一「空にもや近道あるか夏の月〈休音〉」
※狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉三「寺に沿ふたる捷路(チカミチ)
② はやわかりのする方法。てっとりばやい手段。
※羅葡日辞書(1595)「Ars〈略〉モノヲ ナラウ chicamichiuo(チカミチヲ) シルシタル ショ」

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