デジタル大辞泉 「迦葉」の意味・読み・例文・類語 かしょう〔カセフ〕【迦葉】 《〈梵〉Kāśyapaの音写》前5世紀ごろの人。釈迦しゃか十大弟子の一人。頭陀ずだ第一といわれた。婆羅門バラモンの出身で、釈迦の入滅後、教団を指導し、第1回の経典結集けつじゅうを行った。大迦葉。摩訶迦葉まかかしょう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「迦葉」の意味・読み・例文・類語 かしょうカセフ【迦葉】 ( [梵語] Kāśyapa の音訳 ) 釈迦の十大弟子の一人。頭陀第一(第一人者の意)と称せられた。釈迦の信頼が厚く、釈迦の入滅後、教団の統率者となり、経典を結集(けつじゅう)した中心人物。他の同姓の弟子と区別して摩訶(まか)迦葉、大迦葉とよばれる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「迦葉」の意味・わかりやすい解説 迦葉かしょうMahā-kāśyapa インドの僧。摩訶迦葉,大迦葉ともいう。釈尊が悟りを開いてから3年目頃に弟子となった十大弟子の一人。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報