迫 静二(読み)サコ セイジ

20世紀日本人名事典 「迫 静二」の解説

迫 静二
サコ セイジ

昭和期の実業家 富士銀行相談役。



生年
明治31(1898)年3月26日

没年
昭和58(1983)年8月6日

出生地
熊本市鍛治屋町

学歴〔年〕
東京帝大英法科〔大正11年〕卒

経歴
大正13年安田銀行(現・富士銀行)入行。高松、福岡などの支店勤務を経て、昭和20年取締役営業部長となる。戦後財閥解体で井尻芳郎社長を含む主な役員が追放され、23年三段跳び人事で社長に就任、同年行名を富士銀行に変更。24年社長を頭取と改称し、初代頭取となる。32年預金量全国一の業績を残し頭取を辞任、相談役に退き、46年顧問。この間、全国銀行協会連合会、東京銀行協会各会長などを歴任。「前だれ式」といわれた古風な体質の残る富士銀行の近代化に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「迫 静二」の解説

迫 静二 (さこ せいじ)

生年月日:1898年3月26日
昭和時代の銀行家。安田銀行(現・富士銀行)社長
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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