迷る羊(読み)まよえるひつじ

精選版 日本国語大辞典 「迷る羊」の意味・読み・例文・類語

まよえ【迷】 る 羊(ひつじ)

  1. 群れから離れてさまよっている羊。迷いの多い弱い者のたとえ。「旧約聖書イザヤ書・五三章」「新約聖書マタイ伝・一〇章、一八章」から出た表現ストレイシープ
    1. [初出の実例]「イスラエルの家の迷(マヨ)へる羊に往往て天国近に在と宣伝よ」(出典:引照新約全書(1880)馬太伝福音書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android