迷妄(読み)メイモウ

デジタル大辞泉 「迷妄」の意味・読み・例文・類語

めい‐もう〔‐マウ〕【迷妄】

道理がわからず、事実でないことを事実だと思い込むこと。「迷妄を破る」
[類語]惑う迷う戸惑う迷わす惑わす思い惑う迷夢

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精選版 日本国語大辞典 「迷妄」の意味・読み・例文・類語

めい‐もう‥マウ【迷妄・冥妄】

  1. 〘 名詞 〙 物の道理にくらく、考えがまちがっていること。筋道がわからず、事実でないものを事実であるように思い込むこと。また、その迷い。
    1. [初出の実例]「この迷妄の眼、もしやみなば、この空華みゆべからず」(出典正法眼蔵(1231‐53)空華)
    2. 「我等冥妄の衆生として、死をばいかで遁るべき」(出典:叢書本謡曲・苅萱(室町末))
    3. [その他の文献]〔首楞厳経‐六〕

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普及版 字通 「迷妄」の読み・字形・画数・意味

【迷妄】めいもう

迷い。

字通「迷」の項目を見る

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