追炊き(読み)オイダキ

デジタル大辞泉 「追炊き」の意味・読み・例文・類語

おい‐だき〔おひ‐〕【追(い)炊き/追い×焚き】

[名](スル)
(追い炊き)炊いた飯が足りないとき、追加して炊くこと。また、その飯。
(追い焚き)冷めた風呂などをもう一度火をたいて温めること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「追炊き」の意味・読み・例文・類語

おい‐だきおひ‥【追炊・追焚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一度炊いた飯などが足りなくなったとき、不足分をさらに炊いて追加すること。また、その飯。
    1. [初出の実例]「目利きは違はぬ、一人前に五人当て、追ひ焚きすな」(出典:浄瑠璃・大職冠(1711頃)道行)
  3. ( 追焚 ) いちど温めた釜やふろの湯などが冷めたとき、もう一度たいて温めること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android