追込桟敷(読み)おいこみさじき

精選版 日本国語大辞典 「追込桟敷」の意味・読み・例文・類語

おいこみ‐さじきおひこみ‥【追込桟敷】

  1. 〘 名詞 〙 劇場で、二階桟敷後方の自由席大入場。大向こう。追い込み。
    1. [初出の実例]「しく物も喰物もなし春の空〈西鶴〉 胡蝶の舞や追込桟敷〈同〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)第一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android