追随(読み)ツイズイ

デジタル大辞泉 「追随」の意味・読み・例文・類語

つい‐ずい【追随】

[名](スル)
あとにつき従うこと。あとからついて行くこと。「大国追随した政策
人の業績などをまねて、それに追いつこうとすること。「卓越した技量で、他の追随を許さない」
[類語](1追従随行随伴随従お供従う付くくっつく/(2付和雷同矮人わいじん観場かんじょう同意賛同支持賛成雷同便乗聴従適従追従驥尾きびに付す下手に出る後塵を拝する人のふんどしで相撲を取る尻馬に乗る

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精選版 日本国語大辞典 「追随」の意味・読み・例文・類語

つい‐ずい【追随】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あとから追いしたがうこと。あとからついてゆくこと。追従(ついじゅう)
    1. [初出の実例]「飛兔嘶兮且千、各争追随於顧兔之影」(出典:詩序集(1133頃)月下多軒騎詩序〈平光俊〉)
    2. 「借債、欺偽、互に相陸続(つづき)追随して」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    3. [その他の文献]〔曹植‐公讌詩〕
  3. 過去の出来事や死んだ人などを慕うこと。追慕
    1. [初出の実例]「身未家志道場、追随仏事年光」(出典:江吏部集(1010‐11頃)中・法音寺言志)
  4. 他の行為、業績の跡を追っていくこと。まねをすること。
    1. [初出の実例]「旺盛なる企図心と追随を許さざる創意と神速なる機動とを以て」(出典:歩兵操典(1928)綱領)

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普及版 字通 「追随」の読み・字形・画数・意味

【追随】ついずい

後に従う。魏・曹植〔公讌詩〕子(曹丕)、客を愛す 宴をふるまで疲るることを知らず 夜、西園び 蓋(がい)(車)を飛ばして相ひ隨す

字通「追」の項目を見る

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