退縮(読み)タイシュク

デジタル大辞泉 「退縮」の意味・読み・例文・類語

たい‐しゅく【退縮】

[名](スル)
おそれて小さくなること。ひるむこと。畏縮いしゅく
「セーベ人日に勢を得て、スパルタ人日々に―し」〈竜渓経国美談
成育した組織器官などが、縮小すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「退縮」の意味・読み・例文・類語

たい‐しゅく【退縮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 後退しちぢまること。ひるんで小さくなること。
    1. [初出の実例]「義貞豈不之。然恐退縮畏怯上レ罪。故待敵在彼耳」(出典国史略(1826)四)
    2. [その他の文献]〔金史‐陳規伝〕
  3. 歯の周囲退行萎縮して、セメント質が露出すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android