退縮(読み)タイシュク

デジタル大辞泉 「退縮」の意味・読み・例文・類語

たい‐しゅく【退縮】

[名](スル)
おそれて小さくなること。ひるむこと。畏縮いしゅく
「セーベ人日に勢を得て、スパルタ人日々に―し」〈竜渓経国美談
成育した組織器官などが、縮小すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「退縮」の意味・読み・例文・類語

たい‐しゅく【退縮】

〘名〙
① 後退しちぢまること。ひるんで小さくなること。
国史略(1826)四「義貞豈不之。然恐退縮畏怯上レ罪。故待敵在彼耳」 〔金史‐陳規伝〕
② 歯の周囲退行萎縮して、セメント質が露出すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android