逆引(読み)ぎゃくびき

精選版 日本国語大辞典 「逆引」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐びき【逆引】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 索引に並べ上げた言葉を一つ一つ本文に当たって誤りがないかどうかを確かめること。
  3. 辞書などで普通とは逆に、説明中の語句から見出し項目が引けるようにしてあるもの。
  4. 辞典などで、見出し語の綴り字を末尾から見た順に配列して引くこと。たとえば「ぎゃくびき」という語は、五十音順の「きびくゃぎ」にあたる位置に置かれる。語尾の音の同じ語が並ぶので、脚韻をさがしたり、語尾に同じ意味の構成部分を持つ熟語を一覧したりする場合に便利。〔動詞・形容詞問題語用例集(1971)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android