逆恨(読み)さかうらみ

精選版 日本国語大辞典 「逆恨」の意味・読み・例文・類語

さか‐うらみ【逆恨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 恨みに思う人から、逆に恨まれること。
    1. [初出の実例]「おっとをとられし我こそはへび共じゃ共成べきに、さか恨こそやすからね」(出典:浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)うばぞろへ)
  3. 人の好意を曲解してかえって恨むこと。
    1. [初出の実例]「いや、君、それは逆恨(サカウラ)みといふものですよ」(出典真理の春(1930)〈細田民樹〉森井コンツェルン)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android