逆類(読み)ゲキルイ

デジタル大辞泉 「逆類」の意味・読み・例文・類語

げき‐るい【逆類】

謀反を起こした人々。ぎゃくるい。
「星旗電戟でんげきの威、―勝つに乗るに似たり」〈盛衰記・三〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逆類」の意味・読み・例文・類語

げき‐るい【逆類】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「げき」は「逆」の漢音 ) 謀叛を起こした人々。反逆者。ぎゃくるい。
    1. [初出の実例]「爰魚鱗鶴翼之陣、官軍不利、星旗電戟之威、逆類(ゲキルイ)勝」(出典:源平盛衰記(14C前)三〇)

ぎゃく‐るい【逆類】

  1. 〘 名詞 〙 むほんをおこした人々。反逆者。げきるい。
    1. [初出の実例]「聖謀てん戦の威、逆類(ギャクルイ)〈高良本ルビ〉勝に乗(のる)に似たり」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android