透素襖(読み)スキスオウ

デジタル大辞泉 「透素襖」の意味・読み・例文・類語

すき‐すおう〔‐すアヲ〕【透素×襖】

室町時代衣服の一。越後縮えちごちぢみを染めて作った素襖。6、7月ころに着用する。すかしすおう。

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精選版 日本国語大辞典 「透素襖」の意味・読み・例文・類語

すき‐すおう‥すアヲ【透素襖】

  1. 〘 名詞 〙 夏に用いる素襖。細かい上質の越後布などの薄物でつくる。透かし素襖。〔宗五大草紙(1528)〕

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