通儒（読み）つうじゅ

精選版 日本国語大辞典

つう‐じゅ【通儒】

〘名〙 多くの物事についての広い知識をもっている学者。博識の学者。

※田氏家集（892頃）下・奉傷致仕藤御史「通儒達官早懸_レ車、五百年生八十余」

※新聞雑誌‐一七号・明治四年（1871）一〇月「五大洲の学興れり。此に達せざれば通儒(ツウジュ)（〈注〉モノシリ）と称し難し」 〔後漢書‐杜林伝〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【通儒】つうじゆ

学識通達の儒者。〔後漢書、賈逵伝〕逵のはすの經傳義詁、び論百餘言。～學之れを宗とす。後世して儒と爲す。

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出典　平凡社「普及版 字通」