通商白書(読み)つうしょうはくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「通商白書」の意味・わかりやすい解説

通商白書
つうしょうはくしょ

経済産業省が発表する白書で,毎年の日本貿易に関する報告書。 1949年から毎年6~7月頃に公表されるようになったが,単に貿易の動向の統計的解説にとどまらず,精緻な現状分析,当面する問題点,将来への展望などを幅広い視野に立って論じる。政府の刊行する白書のなかでは『経済白書』 (内閣府) とともに高い権威をもっている。海外向けに縮刷の英語版も発表している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android