通日傭(読み)とおしひよう

精選版 日本国語大辞典 「通日傭」の意味・読み・例文・類語

とおし‐ひよう とほし‥【通日傭】

〘名〙 江戸時代諸大名飛脚旅行の際に、各宿駅を通して人足などを雇いぎりにし、中途でかえないこと。また、その人足や飛脚屋。寛政元年(一七八九)、幕府江戸に一九四人のこの請負人仲間を許し、京都大坂伏見にも同様、株式を公認した。とおしひやとい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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