通誼(読み)つうぎ

精選版 日本国語大辞典 「通誼」の意味・読み・例文・類語

つう‐ぎ【通誼】

〘名〙 世間一般に通用する人の道。誰もが守らなければならない道義。また、人と人、国と国などのよしみ。通義
※幕末御触書集成‐三・安政二年(1855)一二月二三日「日本国和蘭国条約〈略〉日本和蘭両国、往古よりの通誼彌固からしめん為」 〔漢書‐蕭仲舒伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「通誼」の読み・字形・画数・意味

【通誼】つうぎ

普遍道理。〔漢書、仲舒伝〕春秋に、一統を大にするは、天地の常經にして、古今誼なり。

字通「通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android