…r=r(t)はtを補助変数とした軌道の方程式である。速度ベクトルv(t)は,rの平均変化率ベクトルの⊿t→0としたときの極限()で,大きさは点r=r(t)での速さに等しく,軌道に対する接線の方向をもち運動の向きを向いている。二つの位置ベクトルr(t+⊿t)とr(t)の差⊿rもやはりベクトルで,r(t)の端点からr(t+⊿t)の端点に向けて引いた矢印に対応する。…
※「速度ベクトル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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