造構・造搆(読み)ぞうこう

精選版 日本国語大辞典 「造構・造搆」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐こう ザウ‥【造構・造搆】

〘名〙 組み立ててつくること。特に、建造物をつくり構えること。また、そのつくられ方やつくられたもの。つくり。構造
日本風俗備考(1833)二「農民居住は、大抵粗悪の草廬にして、自ら造搆せる所なり」
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「すべて英国の物品は、其造構堅牢にて」 〔後漢書‐班固伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android