連券(読み)れんけん

精選版 日本国語大辞典 「連券」の意味・読み・例文・類語

れん‐けん【連券】

  1. 〘 名詞 〙(のり)で貼りついだ文書。土地などの不動産に関する売券譲状などの証文保管のため糊で貼りついで巻物状にしたもの。連所。
    1. [初出の実例]「於紛失状者、依連券、養子預了」(出典:大和宝珠院文書‐建久五年(1194)一一月日・僧永充等連署処分状)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「連券」の意味・わかりやすい解説

連券
れんけん

手継証文

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