連合国共同宣言(第二次世界大戦)(読み)れんごうこくきょうどうせんげん

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

連合国共同宣言(第二次世界大戦)
れんごうこくきょうどうせんげん

1941年12月に連合国側26か国が戦争目的と結束を示した宣言
対日開戦後の1941年12月に米英は枢軸国側に対して共同宣言を発表することを決め,翌1月1日にワシントンに米英ソ中をはじめ26か国の代表が集合して共同宣言に署名した。ここでは大西洋憲章に賛同し,全署名国が枢軸国に対して単独講和せず,戦い抜くことを誓約した。この共同宣言の署名国が増え続けて,国際連合の原加盟国になった。また,ここで表記された連合国を表す「United Nations」が国際連合の表記になった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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