連帯選挙運動(読み)れんたいせんきょうんどう(英語表記)Akcja Wyborcza Solidarnošč

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「連帯選挙運動」の意味・わかりやすい解説

連帯選挙運動
れんたいせんきょうんどう
Akcja Wyborcza Solidarnošč

略称 AWSポーランドの自主管理労働組合「連帯」を中心とする政党・団体の大連合政党。 1997年下院選挙を控えた 96年,連帯の呼びかけにより四分五裂状態にあった約 40の政党・団体が選挙協力の目的で結成。 97年9月の総選挙で左派勢力が軒並み議席数を減らすなか,得票率 33.8%,201議席を獲得。しかし,単独過半数には届かなかったため,翌 10月自由同盟との右派中道連立内閣を結成し,AWS経済顧問のイエジ・ブゼックが首相に就任した。その後 AWSは連帯を母体とする連帯社会運動やキリスト教国民連合など 10以上の政党連合へと改編された。

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