連歩(読み)れんぽ

精選版 日本国語大辞典 「連歩」の意味・読み・例文・類語

れん‐ぽ【連歩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一歩ごとに両足をそろえて歩き、後足が前に出すぎないようにする歩き方。〔礼記‐曲礼上〕
  3. ならびあるくこと。つれ立って歩くこと。
    1. [初出の実例]「今暁件人々、連歩参詣七観音。於清水寺法楽院〈将軍堂北後也〉、令行連歌百韻」(出典:康富記‐嘉吉二年(1442)六月一八日)
    2. [その他の文献]〔張説‐奉和聖製春中興慶宮宴応制詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「連歩」の読み・字形・画数・意味

【連歩】れんぽ

一段ごとに足をそろえてのぼる。〔礼記、曲礼上〕人先づ登り、客之れに從ふ。(階)を拾(わた)り足を聚(あつ)め、して以て上る。東階に上るには則ち右足を先にし、西階に上るには則ち左足を先にす。

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